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ブーゲンビレアの育て方

別名 : イカダカズラ | オシロイバナ科 つる性の樹木 | 原産 南米 |

栽培データー

難易度:ふつう |
花の咲く時期:気温があえばほぼ周年|植え付け時期:4〜5月|肥料の時期:4月〜10月|
使用用途:庭・花壇・鉢(プランター)

■かかりやすい病気と害虫
 害虫 アブラムシ
 春先からアブラムシが発生。茎葉について吸汁するので見つけ次第薬剤を散布して駆除。

■知識
 南アメリカに14種が分布するつる性の樹木です。春~夏の鉢花として親しまれています。
 暖地では露地植えにして庭木のように扱うこともあります。枝を長く伸ばし、よじ登っていく種
 もあります。一定の気温があれば開花するので、植物園の温室などでは一年を通して花を見るこ
 とができます。新しく伸ばした枝の葉腋(葉と茎の接点)から花茎を伸ばしていくつかに枝分か
 れして、その先端に花を付けます。花は一輪ずつ付いているように見えますが、実は3輪が集ま
 って、それが1つの花のように見えます。
 美しい色で花びらのように見えるのは苞と呼ばれる葉の一部です。花の本体は先端が開いた筒状
 の部分です。本来の花びらは持たず筒状部も正確に言うと萼になります。様々な園芸品種が出回
 っており、苞の色は赤、紫、白、オレンジ、ピンク、すみれ色などがあり、苞が重なった八重咲
 き種もあります。 属名はフランスの探検家ブーゲンビルの名前にちなみます。

■季節/日常の手入れ
 つるが伸びるので、鉢植えは支柱を立てて絡ませます。花が咲き終わった枝は2~3節残して切り
 落とし、新しい芽の発生を促します。新しく伸びた枝も勢いが強く長く伸びるたものは先端を切
 り詰めるか、付け根で切り落とします。 花は主に短い枝に付き、間延びした枝(徒長枝)や長く伸
 びた枝には付きません。短い枝をたくさん出させるようにすると、花付きも良くなります。
 充実した若い短枝に花を付けます。一定の気温が保てる温室では年中芽を出すので季節問わずに
 開花しますが、日本の自然環境下では5月~10月(ただし、真夏は休む)が開花時期です。

■日当たり/置き場所
 日当たりのよい場所で育てます。日当たりが悪いと枝が間延びして花付きも極端に悪くなります。
 開花中の鉢花を室内に取り込むと日照不足で花が落ちることも多いです。
 一年を通して日光に充分当てることが栽培の基本です。
 熱帯花木の割には比較的寒さに強いです。目安として無難に冬越しできる安全圏は5℃以上、枯れ
 ずに耐えられる生死の境目は0~3℃です。霜や凍結は基本的にアウトです。冬はベランダの日だ
 まりや室内の窓際に置きます。暖地では露地で冬越しできます。冬を室内で越したものは、5月頃
 に遅霜の心配がなくなったら戸外に出してたっぷりと日に当てます。開花中はちょっとした環境の
 変化(気温・日照)で花が落ちることが多いのであまり移動しない方がよいです。

■水やり/肥料
 生育期の4月~10月は土が乾いたらたっぷりと水を与えます。枝が伸びすぎるようなら水やりを控
 えて乾かし気味にする。枝をたくさん伸ばしたい場合(切り戻した後など)はたっぷりと与えます。
 若い枝が充分に生長した頃、葉がしおれるくらいまで待って水やりしたほうが花付きが良くなりま
 す。これは乾湿の差があると花芽が付きやすい性質だからです。開花中はしおれない程度に水やり
 します。冬は低温で生長せず、水もさほどいらないので乾燥気味にします。
 生長段階に応じた水の加減は花付きをよくするポイントです。
 肥料は生育期の4月~10月の間、2~3ヶ月に1回、固形肥料を少量施します。たくさん要りません。
 肥料がてきめんに効いていると枝葉はよく伸びますが花芽を付けません。

■用土/植え替え・植え付け
 水はけのよい土が適しています。赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜた用土が適しています。
 大鉢は水はけをよくするために赤玉土(中粒)5:腐葉土3:軽石2の用土を使います。室内で育てる
 場合、腐葉土をピートモスにしてもよいでしょう。
 根の生育が旺盛ですぐに鉢内が根でぱんぱんになるので、1~2年に1回一回り大きな鉢に植え替え
 ます。植え替えの適期は4月~5月です。

■ふやし方
 さし木でふやすことができます。適期は6月~7月です。本年伸びた枝で、生長が止まってしっかり
 と堅くなったものが根が出やすく成功率も高いです。10cm前後に切った枝を30分ほど水に挿して
 吸水させます。ピートモスや川砂などを入れた鉢に挿し、水分の蒸発を防ぐためビニール袋をかぶ
 せます。明るい日陰に置いて、乾かさないように気をつけてときどき水をやると1ヶ月半くらいで根
 が出て来ます。その後生長をはじめたら徐々に明るい場所に慣らしていきます。